2013年9月6日金曜日

mongoのデータをWebUIで確認できる「mongo-vision」をインストールしてみた

■概要
過去に「mViewer」をインストールする記事を記載しましたがmongoのコレクションが2万あたりを超えた段階で
mViewerのレスポンスが著しく低下しWebUIで見れないレベルになってしまいました

今回は別のWebUIがないかと思い探したところ「mongo-vision」というWebUIがありましたので
そのインストール方法を紹介したいと思います
またJavaの5以上を使いますので事前にインストールが必要です

■インストール
1. モジュールのダウンロード
http://code.google.com/p/mongo-vision/downloads/list
今回ダウンロードしたバージョンは「1.1-dev3」という執筆時の最新版をダウンロードしました
ダウンロードできたファイル名はmongovision-1.1-dev3.zipとなります
今回はCentOSにインストールするので必要であればwget等でzipをダウンロードしてください
cd /var/tmp
wget http://mongo-vision.googlecode.com/files/mongovision-1.1-dev3.zip

2. デプロイ
ダウンロードしたzipファイルを展開します
mkdir mongovision
mv mongovision-1.1-dev3.zip mongovision
cd mongovision
unzip mongovision-1.1-dev3.zip

3. 起動
cd mongovision
./sincerity start restlet
以下のようなログが出力されれば起動完了
バックグランドではないのでプロセス確認は他のターミナルを立ちあげて確認する

Prudence 2.0-dev3 (Restlet 2.1.2 JSE)
Setting up application: "MongoVision"
Setting up application: "Prudence Administration"
Executing 58 startup tasks...
Finished all startup tasks in 0.789 seconds.

起動時に
Could not read source code for execution: /programs/restlet
というエラーが表示されて起動できない場合には再度unzipで再展開してみてください

4. 確認
http://hostname:8080/mongovision
にアクセスして画面が表示されることを確認する

5. DBコネクト
左下の「Connect」を押下してAddressの欄に「ホスト名:ポート番号」の形式でConnectを押下する
ユーザ名、パスワードが合わせて必要な場合はそちらも入力する
接続に成功したら左ペインにコレクションのあとはコレクションを選択すればオブジェクトの中が確認できます

■所感・Tips
mViewerよりかは快適に使えそうです
3万コレクションくらいでもブラウザ上で閲覧できました(若干クライアントがタイムアウトする場合がありますが。。)
コレクションをタブで開けるので複数のコレクションをタブで切替られます
JSONバリデートも自動で行ってくれます
コレクション名も省略せずすべて表示してくれます
検索するときは「{}(中括弧)」は不要で Query の欄に "Id":null な感じで入力するだけで検索できます
あとはテーマとかも変えられるので結構楽しいです
が、非常に残念なことに更新、削除、追加等ができず本当に閲覧するだけです
(すいません、こちらできました。選択したオブジェクトを編集して下の方に「Save」と「Delete」がありました。これで更新、削除ができます)
うまくリクエストが届かない場合はブラウザ自体をリロードしてください
リクエストの送信がうまくいくと右上に更新情報がポップアップのように表示されます
あとはmongoのstatus情報は閲覧できないので現在のコレクション数やデータサイズを見ることはできません
実装がJSメインなので基本的には快適に使えます、mViewerよりかはいいような気がしています。。。

■参考サイト

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