概要
discourseというオープンソースのディスカッションツールがUbuntu14.04上で動作するか検証してみました
環境準備
- Ubuntu 14.04 LTS
サーバスペックは 2vCPU, 4GB Memory
セットアップ
Discourseを動作させるまでの手順を紹介します
dockerインストール
Ubuntu上にdockerをインストールします
ワンライナーのコマンドがあるので、それでdockerをインストールした後、Githubからdiscourseのソースコードを持ってきます
wget -qO- https://get.docker.io/ | sh
mkdir /var/discourse
git clone https://github.com/discourse/discourse_docker.git /var/discourse
cd /var/discourse
cp samples/standalone.yml containers/app.yml
また、DNSがlocalhostの場合うまくindex.docker.ioが名前解決できないことがあるので以下を追記します
echo "nameserver 8.8.8.8" >> /etc/resolv.conf
curl https://index.docker.io/v1/search?q=ubuntu:
を実行してJsonが取得できればOKです
設定ファイル編集
vim containers/app.yml
管理者のメールアドレスを記載します
DISCOURSE_DEVELOPER_EMAILS: 'admin@your.domain.com'
discourseを動作させるサーバのドメイン情報を記載します
ドメインがない場合はIPアドレスを記載します
DISCOURSE_HOSTNAME: 'xxx.xxx.xxx.xxx'
動作に必要なワーカーの数を指定します
今回4GBのメモリだったの3と設定していますが1か2GBの場合は2を指定すればいいと思います
UNICORN_WORKERS: 3
SMTPサーバの設定をします
今回はGmailのSMTPサーバを使いました
独自のメールサーバまたはは他のメールASPを利用の場合はその情報を入力すればOKです
DISCOURSE_SMTP_ADDRESS: smtp.gmail.com # (mandatory)
DISCOURSE_SMTP_PORT: 587 # (optional)
DISCOURSE_SMTP_USER_NAME: your.account.name@gmail.com # (optional)
DISCOURSE_SMTP_PASSWORD: your.password # (optional)
sslを使わないのでポートは587(TLS)を指定します
起動
以下のコマンドで起動します
cd /var/discourse
./launcher bootstrap app
途中、SSHの鍵を作成する際にY/Nの入力を求められるのでYとします
その後はいろいろなインストール作業やらダウンロード作業が自動で行われます
だいたい10分くらいで完了します
dial tcp: lookup index.docker.io: no DNS servers
が出る場合は何度か起動コマンドを試してみてください
うまく名前解決できないことがあるようです
上記が完了したら
./launcher start app
でdiscorseが起動します
起動したら、ブラウザで http://xxx.xxx.xxx.xxx/ にアクセスします
xxx.xxx.xxx.xxx は DISCOURSE_HOSTNAME
に設定したIPを入力してください
アクセスするとDiscourseのトップページが表示されるはずです
停止したい場合は./launcher stop app
で停止できます
はじめにやること
起動したらまずDISCOURSE_DEVELOPER_EMAILS
に登録したメールアドレスでサインアップしてください
メールが届いたらアクティベーションします
すると/admin
にアクセスできるようになりDiscourseのいろいろな設定をすることができるようになります
あとは他に作成したいユーザで Sign Up -> メール認証 -> Log In とすればTopicを作れたり問題なく使えると思います
その他、Discourseの詳しい使い方はここでは割愛致します
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