概要
CocoaPods はXcode用のライブラリ管理ツールです
.framework
をダウンロードしてプロジェクトに手動で設定するとかいった作業が不要になります
まずは使ってみるところまで試したのでメモしておきます
環境
- Mac OS X 10.10.3
- Xcode 6.3.2
- CocoaPods 0.37.2
インストール
cocoapods
は gem コマンドを使ってインストールします
なので、事前に ruby のインストールを実施しておいてください
Mac であれば Homebrew でインストールすればOKです
brew install ruby
autoconf と automake も必要みたいなので、こちらも Homebrew でインストールしておきます
brew install autoconf automake
あとは CocoaPods をインストールすればOKです
gem install cocoapods
インストールが完了するとpod
コマンドが使えるようになっています
使ってみる
インストールが完了したら使ってみましょう
pod
コマンドはXcodeプロジェクト配下で実行する必要があります
cd /path/to/xcode_project
pod setup
pod init
とやると Podfile
というファイルが作成されます
これに必要なライブラリを記載していきます
- vim Podfile
target 'xcode-sample-proj' do
pod 'NCMB', :git => 'https://github.com/NIFTYCloud-mbaas/ncmb_ios.git' # <- add this line
end
target 'xcode-sample-projTests' do
end
テストで使用する個別のライブラリがあれば Tests の方にも記載します
記載出来たらライブラリをインストールしてみましょう
pod install
Podfile があるディレクトリで上記のコマンドを実行するとライブラリ一式が追加され Xcode 上でも使えるようになっています
動作確認
実際にライブラリのヘッダファイルが import できるか確認してみます
AppDelegate.m
とかに以下を記載してみてください
#import <NCMB/NCMB.h>
これで構文エラーおよびビルドエラーにならなければOKです
実際のヘッダファイルは
Pods/Headers/Public/NCMB/ 配下にありました
Tips
- clang: error: linker command failed with exit code 1 (use -v to see invocation)
上記エラーになった場合は、.xcworkspace
という拡張子のファイルを XCode で開くようにしてください
最後に
Ruby の gem と同じ仕組みだと思います
これで Github などで公開する場合には一緒に Podfile も commit すれば他の人が簡単に依存するライブラリをインストール、セットアップすることができます
0 件のコメント:
コメントを投稿