概要
タイトルの通り
ssh-agent
の使い方を紹介します
ssh-agent
は簡単に言うとパスワードをキャッシュする感じの機能
ssh-agent
にパスワードを登録しておくと ssh の度にパスワードを入力しなくてよくなります
環境
- CentOS 6.6 64bit
- ssh-agent OpenSSH 5.3p1
使い方
まずは起動します
ssh-agent bash
引数には起動するシェルを指定します
存在しないシェルを指定すると「hoge: No shuch file or directory」みたいなエラーが出ます
起動したらパスワード情報を登録します
ssh-agent /path/to/secretkey
secretkey
という秘密鍵を使って ssh することを想定しています
この秘密鍵のパスワードを入力します
パスワードの入力に成功すると「Identity added: …」と表示されます
この状態になったらこれまで secretkey を使って ssh していたサーバに接続してみましょう
ssh host001
これでパスワードを入力しないでログインできることが確認できると思います
これまでは「ssh -i /path/to/secretkey host001」としてパスワードを入力してログインしていたのが、それをしないでよくなりました
最後に
ssh-agent
は起動後に exit とかで抜けてしまうと停止してしまいます
なので再ログインしたときにはss-agent
の起動から実施する必要があります
よくあるケースだと .bashprofile に書いておくとかでしょうか
あと Mac だとキーチェーンを使えばこれを勝手にやってくれます
ターミナルとかで ssh すると「キーチェーンアクセスを使いますか」的なダイアログが出て、OKにすると今後パスワードの入力なしでログインできるようになるあれです
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