2015年9月11日金曜日

今更ながら ssh-agent の使い方について

概要

タイトルの通り
ssh-agentの使い方を紹介します
ssh-agentは簡単に言うとパスワードをキャッシュする感じの機能
ssh-agentにパスワードを登録しておくと ssh の度にパスワードを入力しなくてよくなります

環境

  • CentOS 6.6 64bit
  • ssh-agent OpenSSH 5.3p1

使い方

まずは起動します

ssh-agent bash

引数には起動するシェルを指定します
存在しないシェルを指定すると「hoge: No shuch file or directory」みたいなエラーが出ます

起動したらパスワード情報を登録します

ssh-agent /path/to/secretkey

secretkeyという秘密鍵を使って ssh することを想定しています
この秘密鍵のパスワードを入力します
パスワードの入力に成功すると「Identity added: …」と表示されます

この状態になったらこれまで secretkey を使って ssh していたサーバに接続してみましょう

ssh host001

これでパスワードを入力しないでログインできることが確認できると思います
これまでは「ssh -i /path/to/secretkey host001」としてパスワードを入力してログインしていたのが、それをしないでよくなりました

最後に

ssh-agentは起動後に exit とかで抜けてしまうと停止してしまいます
なので再ログインしたときにはss-agentの起動から実施する必要があります
よくあるケースだと .bashprofile に書いておくとかでしょうか

あと Mac だとキーチェーンを使えばこれを勝手にやってくれます
ターミナルとかで ssh すると「キーチェーンアクセスを使いますか」的なダイアログが出て、OKにすると今後パスワードの入力なしでログインできるようになるあれです

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