2018年10月6日土曜日

1 日ひとつだけ強くなる。備忘録

梅原大吾さんの「1 日ひとつだけ強くなる。」を読んだので心に残った言葉や感想、所感を備忘録として残しておきます
なお書籍自体は読んでいることを想定しているので詳しい内容などには触れません
一応 GAME01 から GAME06 の 6 章構成になっているのでその構成に沿って記載します
また文章はかなり長いのでご承知おきください

GAME01 視点を高くする

ポイントを捉える

センスというか工夫みたいなことも必要になってくると思った
全体を俯瞰的に捉えて何がポイントかを人より早く見つけることができる人は確かに優秀な人が多い印象がある

何事もまずは試してみることが大事

日々進化する世界ではわからないことが多い、だからまず試すというスタイルは自分も好きだ
技術の世界でもそういった場面は多い
議論ばかりしないで「まずは作ってみよう」というスタイルがそれに当たるかなと思った

場面ではなく視点

この書籍で終始この言葉が出てきた気がする
出てこない場面でも結局「視点」を持っているか持っていないかの差が大きいというニュアンスが含まれていた気がする
自分が理解した場面と視点は言い換えれば「点」と「線」かなーと思った
瞬間瞬間の場面 (点) ではなく未来を見据えて如何に考え行動するか (線) の違いな気がする

言い方は悪いが過程なんてどうでもよく最終的に勝者になっていれば良いのである
そういう視点を持って行動すると自然と過程も良い方向に進むんだなーと思う

この辺りの熱い思い、理論は正直読まないと伝わらない気がする

コピーされない武器

確かにそれを持っている人は少なくかつ優れている人な気がする 

GAME02 感情を支配する

ジャスティン

自分も梅原さんを本格的に知ったのはこの動画かも知れない
それまでは名前は聞いたことがあるくらいしか知らなかった気がする
そして書籍内で本人は「この試合はそんなに重要じゃない」的なことをおっしゃっていたのでまたそれもおそろしい

感情を殺す

という表現は書籍内ではしていないが、必要な場面で感情を殺すコントロールができるようになることが重要だと理解した
常に感情的な人よりも常に冷静に物事を捉える人のほうが優れていると
「心は熱く頭は冷静に」という言葉があるがどんな場面でも、それをコントロールできるようになればどんな場面も切り抜けられると
確かにそんな気がする、非常に難しいことだと思った

雀士

全然重要なことではないが一時期真剣にプロ雀士を目指していたという記載があった
個人的にはかなりビックリした
麻雀の勝負感も実は人生に役立っていたりするのかも

どうにもならないことを受け入れる

書籍内では「自然現象として捉えれば OK」というニュアンスの記載があった
確かにそうだとは思う、がこれも難しいと思う
またそれでもダメな場合にはゲーム感覚で攻略してみるという紹介もあった
さすがにこの表現は梅原さんにしかできないなと思った

嫌なヤツには自分から心を開いてみる、その上で相手の出方を伺う
耳が痛い部分もあるが自分のそんな風になれたらいいなと思う

目先の損得の誘惑に負けてはいけない

大事なのは自分のペース、スタイルを崩さないということ
崩してまで損得を掴みにいっていけない、そうすると必ずその先で崩れてしまうから
書籍内では麻雀のオーラスを例に上げていたが、いざ自分がその状況になったことを考えると果たして本当にできるのだろうか
自信はない

GAME03 成長とは変わること

成長することは義務ではない

別に成長することを強要しているわけではない、が単純に成長を感じで生きるほうが楽しいに決まっている
成長することをそこまで望まない人は変化もそこまで望まないんだと思う
逆も言えて変化を望む人は成長も望んでいるんだと思う
自分は変化することが好きな方だと思う、これまでも自分なりにいろいろ変化して挑戦してきたと思う

そもそも「変化」が人それぞれの感覚でだいぶ違うと思う
自分が思う変化は「今もしくは過去に経験、挑戦したことがないこと」だと思っている
それにも大小はあるだろうが少なくともそんな感じのものだと思って変化を取り入れるようにしている
そして変化はリスクでもあると思う

そう考えるとリスクを避ける傾向にある人は実は成長するペースも遅いのかもしれない
まぁリスクを好んで受け入れる人はいないと思うが

人のアドバイスはまず 100% 信じてみる

これは正直自分は真逆の発想だった
人のアドバイスはまず 100% 疑うことからしてしまう
疑いつつ慎重に試してみて結果採用するという流れが多い
試すという行動は必ずするようにしている

なぜか、たぶん性格的な問題だと思う
どちらかというと慎重タイプなんだと思う、だから上記のような流れになる
ウメハラさん的には最悪なんだろうけど個人的には良い場合もあるんじゃないかと思っている
というのも人のアドバイスが 100% 成功する保証はどこにもない
それよりかはこれまで自分の経験や直感を信じたほうが成功する可能性が高いと思っている (思ってしまっているのが問題かもしれないが、、)
自分の目で見たものだけを信じるように意識しているからかもしれない

少し前の節で「行動力」「見る力」「聞く力」と言う 3 つのパワーを全部持っている人は強い人だという説明をしているところがあるのだが、おそらく自分は「聞く力」のない人間だと思う

個性

正しい鍛錬の積み重ねの先に他の人と差が生まれたものが個性なのだと
自分にはまだ個性はない

GAME04 飽きても続ける

体調管理

自分がどれくらい疲れているかしっかりと把握することは非常に難しいことだと思う
意外と無理をしてしまうということは結構あると思う (特に仕事が絡んだときは)
かつそのときにしっかりと休むことも重要だと思う
「しっかり休む」というのが重要で実や休めたと思っていても案外休めていないことが多い
自分が本当に「しっかり休む」方法を見つけることも実は非常に難しいことなんじゃないかと思っている
もし他人に「あなたがしっかり休める方法はなんですか?」と聞かれてはっきり「これです!」と自信を持って答えられる人は実は少ないんじゃないかなと

モチベーション

仕事でも遊びでもモチベーションを維持することは非常に大事だと思う
ウメハラさんは「自分の成長の実感」がモチベーションにつながっていると述べていた
正直これを見たいときに自分も全く同じ印象を覚えてた
特に自分が大事だなと思ったのは「メモする」というところ
成長などは特に目に見えないものかなーと思う
それをちゃんと形に残し、より実感しやすくすることでモチベーションにつなげるということは非常に素晴らしいと感じた

一日一個というハードルも非常に良いなと感じた
これなら続けられるというレベルのハードルにすることは良いことだと思う
そしてそのハードルの高さを守り続けることも大事だと思う
自分も同じようなハードルで毎日続けられていることがあるので、この節に関しては非常に共感することができた

本書内では「成長のループ」という表現でまとめられていた

同じ姿勢で走り続ける

プロはそうあるべきだと述べていた
プロじゃなくてもそうであるほうが良いかなと感じた

燃え尽き症候群ではないが一つのことに集中して努力し続ける姿勢も嫌いではない
ただ大事なのは燃え尽きたあとにすぐに切り替えて次に行けるかどうか
これができないと、ただただ疲弊するだけの人生になってしまいそうな気がする

たぶんそういうのも考えると一喜一憂するような姿勢ではなく淡々と、それこそ成長のループを続けていくような姿勢で走り続けることが重要なんだなと感じた

GAME05 ここ一番で勝つ

勝つ根拠

試合前に必ず考えてから勝負に挑むという
そしてその根拠 (仮定) が正しかったのかを検証するという
それ自身がすごい学びになるという

何事もトライする前にちゃんと仮定を立てると、立てないよりも何倍の経験が得られるんだと思う
自分もこれからは仮定を意識してトライしてみることにしよう

研究する

対象がわかっているのであればとことん研究してみることも大事だという
研究し検証を重ね万全の体制を作ることで自信にもつながる
更にそういった場合は負けときにもとんでもない経験や学びがあるという

そもそもそこまで研究する「大一番」にまだ自分は遭遇していないのかもしれないが

GAME06 才能を越える

才能はそんなに関係ない

何かを始めるのに才能は関係ないからそんなの気にしないでまずはやってみることが大事
大事というよりか「やってみたい」という気持ちがあるかが重要
やってみたいのであればとりあえず挑戦してみる、その結果伸びることもあるし伸びないこともある
けど、それよりもやってみたことが大きな経験になるんじゃないかと思う

食わず嫌いしない

これも上と同じだが食わず嫌いしてやらないのはもったないと思う
自分は結構食わず嫌いしがちだけど、そういう項目はメモしておいて心に余裕があるときにやってみるようにしている
少し義務的な感じも覚えるが、やってみて後悔したことはほとんどない
むしろそれを経験できなかった方が後悔すると思う

食わず嫌いばかりすると実は自分にとってのチャンスを逃しているかもしれない
あとは書籍内で述べられている「不得意」を作らないことにもつながると思う
ゲームの世界だけではなくいろんなことを知っていたほうが、いろんな場面、場所で役に立つと思っている

ただそれで自分の場合は薄く広くなりすぎていろんなことが中途半端になってしまってはいるが、まぁそれもそれもありだと思っている

普通への取り組み

不自然な態度や怯えた感情が少しでも出る人にすごい人はいないと
常に堂々と自然な態度を取り続ける人が実はすごい人であるケースが多い
確かにそんな気がする
普通の自分の常に出せている人はどこか凄みを感じる
そしてそういう人は普通を意識しているわけではなく自信とか経験から自然にそうなっているんだと思う
普通を意識的に装うことはできないんだと思う

最後に

ただただおもしろかった
T さんと呼んでいた師匠的な存在の方が気になる
モチベーションのところ一番共感できた
他の書籍も読んでみたくなった
TheBeast すごい

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