2014年8月6日水曜日

Parse.comにPHPのSDKが出たので早速試してみた

■環境
CentOS 6.3
PHP 5.4.16 ( PHP は 5.4.0 以上をサポートしているようです )
composer e77435cd0c984e2031d915a6b42648e7b284dd5c

composer のインストール方法はこちら

■クイックスタート
cd work
touch composer.json
emacs composer.json
{
  "require" : {
    "parse/php-sdk" : "1.0.*"
  }
}
composer install
で Parse.com SDK for PHP をインストールします

touch sample_parse.php
emacs sample_parse.php
<?php
require 'vendor/autoload.php';

date_default_timezone_set('Asia/Tokyo');

use Parse\ParseClient;
use Parse\ParseObject;
 
ParseClient::initialize('Application ID', 'REST API Key', 'Master Key');

$testObject = ParseObject::create("TestObject");
$testObject->set("foo", "bar");
$testObject->save();

Parse.com のダッシュボードにログインしてサンプルをアプリを1つ作成して
Settings -> Application keys -> Application ID, REST API Key, Master Key をそれぞれ入力してください

php sample_parse.php

何も表示されなければ成功です
Parse.com のダッシュボードにログインし
Data Browser -> TestObject と選択すると foo というフィールドに bar という情報が登録されていることがわかると思います

■所感
・めちゃくちゃ簡単に使える(これが大きいと思う)

・PHP なのでサーバサイドから Parse.com を簡単に使うことができるようになった
これまでは、おそらく REST を直接コールするのが主流だった?っぽいので PHP SDK で出ることで更に簡単にコールできるようになったと思う
また、バッチ処理も簡単に実装できるようになったので、データ登録系の非同期処理やプッシュ通知の定期配信(これはサーバがなくても Parse.com だけでできますが)などアプリ側で手の届かなかった痒いところにも手が届くようになったと思う

・IaaSサービスとのシナジー
サーバサイドが絡んできたのでIaaSとのシナジーも生まれそう
IaaSのインスタンスでParse.comと連携してデータ登録を行って、アプリ側で登録されたデータを表示する
みたいなアプリの流れが簡単に実装できるようになる(というかなってる)

・Parse.com を使用した PHP アプリを簡単に作成することができるようになった
例えばWebアプリの裏側に使うとかもできる、WebViewのアプリであれば PHP だけでもスマホアプリが作れる(アプリ側の開発も多少必要だが)

・他の PHP SDK とのシナジー
Parse.com は Facebook に買収されたのもあり Facebook SDK for PHP と組み合わせて使うことができそうです
もちろん composer や pear でインストールしたサードパーティ製のライブラリも一緒に使うことができると思います(未検証)

・OpenSourceProjcetなのがうれしい
Githubで公開してます
https://github.com/parseplatform/parse-php-sdk

■参考サイト

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