2015年11月26日木曜日

RaspberryPi で無線 LAN のアクセスポイントを追加する方法

概要

過去に WiMax2 に接続する方法を紹介しました
WiMax2 が使えない状況が発生し iPhone のテザリングしかネットワークがなく、デザリングを新しい無線 LAN のアクセスポイントとして追加してみました

環境

  • Raspberry Pi Type B Single Board Computer 512MB
  • Raspbian 8.0 (Jessie)
  • Kernel Version 4.1.7+

手順

新規に network の定義を追加する

  • sudo cp /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf{,.back}
  • sudo chmod 666 /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
  • sudo wpa_passphrase ssid ssid-password >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

ssid と ssid-password は今回は iPhone のテザリング情報を入力しました

追加した network 定義を編集する

  • sudo vim /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

追加した ssid の network の定義に以下を追加する

  • proto=WPA2
  • key_mgmt=WPA-PSK
  • pairwise=CCMP

記載したら保存して終了する

  • sudo chmod 600 /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

権限を戻しておく

ネットワークを再起動する

  • sudo systemctl restart networking

でしばらくするとテザリング用の NAT IP が iPhone からもらえると思います

最後に

既存の無線 LAN 設定が記載されている wpa_supplicant.conf に設定を追記するだけなので簡単でした

両方のネットワークにアクセスできる状況で、この設定ファイルを使うとどっちのネットワークを使うのか気になりました
優先度とかを定義することができるのか、単純にファイルの上位に記載されているネットワーク定義から評価していくのか、、、どうなんだろうか

試せる機会があったらやってみよう

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