2019年3月24日日曜日

クレカ事情

みなさんクレカ使ってますか
最近は QR コード決済やら電子マネーが主流かと思いますが元祖現金レスと言えばクレカだと思っています
最近、身の回りのクレカを整理したのでクレカ事情についてご紹介します

現在のクレカ事情

所持クレカは全部で 3 枚です
おそらくだいぶ少ない方だとは思います
用途に合わせて使用するクレカを分けているのですが 3 枚のカードで支払いをしていると当然ポイントも分割されます
カードによっては溜まったポイントを最終的に「T ポイント」にしたり「アマゾンギフトコード」にしたりできますが当然できないカードもあります

ポイントの話が出てきたので少し触れておくと現金ではなくカードを使って支払う最大のメリットはポイントの還元かなと思います
要するにお得感がほしいわけです
カードを使うメリットは他にもたくさんありますが、メインはポイントかなと思います

で、クレカ事情に戻ると自分の場合はポイントをまとめることができずそれぞれで独立してしまっています
当然効率も下がりますし、それ以上に管理が面倒です
ということでおもいきってクレカを 1 つにまとめようと決心しました
ちなみに 3 枚のクレカの用途はだいたい以下の通りです

  • 東武カード (VISA)・・・ PASMO のオートチャージ
  • NTT ファイナンスカード (Master)・・・食費・雑費の支払い、海外のサイトでの商品購入、Edy のチャージ
  • ファミマ T カード (JCB)・・・メインで使用しているクレカ、上記以外はほぼこれ

という感じです
ツッコミどころ満載な使い方ですが昔の名残りとかもありこんな感じになっています
これを 1 つのクレカに統合しました

変更後のクレカ事情

厳選に厳選を重ね選んだクレカは「To Me CARD Prime」にしました
理由は以下の通り

  • PASMO のオートチャージができる
  • ポイントが PASMO のチャージに還元される

To Me CARD には PASMO と一緒の一体型と別々の親子型がありますが、今回は「親子型」にしています
なぜなら一体型にしてしまうと自分が PASMO を持ち歩いてしまうと、その間は家族がクレカを使えなくなるためです

またポイントが PASMO に還元できる点も大きく、コンビニやドラッグストア、カフェなどの支払いはほとんど PASMO で支払いしているため私生活でポイントが有効活用できます

といった事情で To ME CARD Prime にしました

定期券ですでに PASMO を持っている場合は新規で PASMO を作成しなければならない

これが面倒だったのですが、自分は PASMO をすでに持っておりかつそれを定期券としても使っていました
で、更に前述した通りその PASMO には東武カードが紐付いておりオートチャージされます
本来であればその PASMO に紐付いている東武カードのオートチャージを解除して To Me CARD Prime を紐づけたかったのですが、どうやらそれはできないようで新規で PASMO を作成し、それに To Me CARD のオートチャージを紐づけてかつ定期券の情報をその PASMO に移すという作業が必要になりました
さすがにその作業は Web 上だけでは完結することができなかったので最寄りの駅に行って手続きしました (参考)
定期券の情報を新 PASMO に移行したあとでオートチャージの紐づけてをするのですが、それは Web 上からできるので実質駅でやることは

  • 新 PASMO の作成
  • 定期券情報の移行

になります
ちなみに定期券情報を移し役目を終えた旧 PASMO ですがチャージしている金額を払い戻しすることはできませんでした
解約することは可能ですが駅に行って手続きする必要があるのとチャージ分が残っている場合は解約時になくなってしまうので、使い切ってから解約するようにしましょう

自分はそのままにしています
要するに

  • 旧 PASMO -> 定期なし -> 東武カードでオートチャージ
  • 新 PASMO -> 定期あり -> To Me CARD Prime でオートチャージ

という感じで 2 枚 PASMO を持っています
2 枚保持している理由は特になく、ただただ解約が面倒だったのでそのままにしています
PASMO は解約するとデポジットの 500 円も戻ってくるので解約したほうがいいと思います

P.S 普通に定期券 PASMO のオートチャージ解除はできました

駅に行く必要はありますが普通にオートチャージの解除ができました
やり方は身分証明書を持参して駅の係員さんにオートチャージの解除をお願いします
そして PASMO 用の券売機に行き PASMO を入れて解除すれば OK です
どうやら券売機でオートチャージを解除するのにモードがあるらしく、そのモードは本人確認の上駅員さんでないと設定できないため、わざわざ身分証明書を持って駅員さんにお願いする必要があるようです

で解除したあとで今度は新しく発行したクレカ会社側からオートチャージの紐付けの申請をすれば新しいクレカでオートチャージが使えるようになります
たぶんこのほうが PASMO も 2 枚にならないので簡単だと思います

クレカを 1 枚にまとめることはできたがそれで終わりではない

そんなこんなで私生活上のクレカは 1 枚にまとめることができたのですが他にもやることがあります
それは各種 Web サービスのアカウントに紐付いているクレカ情報を To Me CARD に変更するという作業です
大抵の場合は Web で変更手続きが可能なのでログインして変更すれば OK です
自分の場合その数が膨大すぎて辛かったです
だいたい 20 サービス分くらいはログイン/ログアウトを繰り返し変更作業をしたと思います
(クレカ情報を一括で書き換えてくれる Web サービスとかあったら絶対使うのになと思いました)

更に言うとたぶんそれだけでも足りていなく、おそらく自分でもクレカの登録を把握しきれていないサービスがあり、それらはクレカ情報を変更できていないと思います
毎月のクレカの請求は確認しているので請求に載ってこないのであれば変更しなくても問題ないのですが、たまーに使うサイトなどは注意が必要かもしれません

全部移行したはずなのに移行前のクレカでまだ請求が来ていることに来づければそのタイミングで再度変更手続きをすれば OK だとは思います

クレカの種類多すぎ問題

個人的なことに関しては以上です
ここからは今回の調査を通じて自分がクレカなどに対して感じたことをつらつらと書いていこうと思います

まずクレカの種類が多すぎる問題です
今回は To Me CARD Prime を採用しましたが当然他にもクレジットカードはたくさんあります
価格.com にはクレジットカードの人気ランキングなるものも存在しているくらいです
冒頭にも述べましたが優劣のほとんどはポイントの還元率と還元先の種類の大さかなと思います
あとは年会費や持っているだけで空港のラウンジが利用可能になるなどの特典の有無かなと思います

今回の自分のように用途や使いみちがほぼ決まっているのであれば、その会社やサービスが提供しているクレカを使うのが一番いいと思います
ただその考えだと結果的にはまた新たにクレカを作ることになってしまい本末転倒になってしまいます
なので総合的に見て「この 1 枚あれば良い」というクレカを持つほうが実はいいのかもしれません (そのための価格.com のランキングだと思います)

クレカを使う側としては本当に悩ましいと思います
細かい人は何十枚とカードを作ってポイントもしっかり管理して「ここの支払いはこのカードの還元率が一番良い」とか「このカードとこのカードはポイント統合できるからあとで統合する」とかやっているんだと思います
当然そのほうが最終的には「得」をすると思いますが、それに費やす管理コストや労力を考えるとたとえ還元率が低くても自分は 1 枚持って運用するほうがよっぽど「得」かなと思います

その辺りは完全に個人のこだわりかなと思います

クレカの仕組み複雑すぎ問題

クレカ自体の仕組みは非常に簡単です
カードが銀行口座に紐付いておりそこから引き落とされるだけです
なので銀行口座があれば何枚でもカードは作成できます

ここで言う仕組みはどちらかというと「機能」になります
例えば今回の To Me CARD Prime で言うとクレカ機能の他に ETC の機能や QUIC Pay の機能もあります
また一体型というので申し込むと当然 PASMO の機能も付いてきます
またカード自体の種類も Prime の他に Gold というカードがあり、そっちのほうが還元率が良いです (代わりに年会費が必ず発生します)

最近のクレカだとキャッシングの機能も当然のように付いています
あとは Apple Pay で使えるのかとかもあります

そんなこんなでクレカにできることがどんどん増え便利になってはいるのですが、反面理解するのと使いこなすのが大変にもなっていると思います

これに引っ張れれているのかどうかは何とも言えませんが、最近頑張っている電子マネーや QR 決済も複雑になっているような気がします

クレカも Web で申し込む時代

少し話は変わって申し込みの方法についてです
いままでクレカを申し込むときは郵送でやっていたのですが最近だと Web でできます
が、正直「簡単」ではないと思います
身分証明書の電子データが必要になったり金融機関で認証したりする必要があり申込み時の画面操作がかなり複雑になっています
急に別ウィンドウが開いてアップロードしたり認証画面が表示されたりするので何をやっているのか慣れていない人だと厳しいと思います

慣れている人は書面に書く手間も省けるしわざわざ足を運ぶ必要もないのでうれしいことしかないのですが、そうでない人には操作を理解したり必要な書類を電子化したりするところから始まるので結局書面で書いて登録するほうが簡単なんじゃないかなと思ってしまいます

アナログになればなるほど面倒なイメージはあるのですがアナログになればなるほど共通知識というか誰でもできるようなレベルに設定されているのだなと感じました

電子マネー or クレカ or 現金

最後に結局どの支払いがいいのかということに触れておこうと思います
結論から言うと個人的には

  • エッジ側に行けば行くほどお得にはなると思うが、エッジ側に行けば行くほど複雑になる

かなと思います
正直いまのご時世、現金で支払っても良いことは何一つないんじゃないかなと思っています

「エッジ」という表現を使っていますが最近の電子マネー事情はだいたい以下のような構造になっているかなと思います

  • QR 決済 <-各種電子マネー <- クレカ <-銀行口座

もちろん上記の構造でない場合もあります
例えば PayPay であれば Yahoo マネーを紐づけて使います
そしてその Yahoo マネーにはクレカが紐付いており、そのクレカには銀行口座が紐付いているという感じです
(一応補足しておきますが PayPay -> 銀行口座や Yahoo マネー -> 銀行口座のようにショートカット的な紐づけも可能です)

この構造の左側になればなるほど「エッジ」かなと思っています
そしてエッジになればなるほど支払いはお得になるかなと思っています

理由は単純で各フェーズでポイントが還元されるケースがあるからです
有名な PayPay の 100 億円キャンペーンで 20% 還元され、それに紐付いている Yahoo マネーで T ポイントがたまり、Yahoo マネーに紐付いているクレカ会社のポイントでも還元されると行った具合に還元される可能性のある箇所が増えるということです

ただ、注意が必要なのが支払いの方法によってはどこか 1 箇所でしか還元されないということも当然あります
(良い例かどうかわかりませんが) スーパーマーケットなどが発行しているポイントカードはクレジットカードで支払うと還元されないというケースはよくあると思います、それと同じです

その辺りの還元ルールはご自身で支払い時に確認していただきたいのですが、要するに何が言いたいかというと「還元される可能性の箇所を増やして支払いしたほうが結果的にお得になる可能性が高い」ということです
そして先にも述べましたが、この方法を取れば取るほど管理が面倒になります
クレカの申し込み -> Yahoo マネーの登録 (要 Yahoo アカウント) -> PayPay の登録と行った具合にやることは当然増えます
ただ、これも慣れている人からすれば大したことではないと思います
なのでやはりクレカ時の登録と同様、リテラルの高い人 or ちゃんと調べた人ほど結果的に得をするようになっているんだと思います
管理コストもその分増えますが、、

一応最後に現金についても触れておこうと思います
未だに現金でのみ支払い可能というお店を見かけます
自分はどうしてもそのお店でないといけない場合を除き現金オンリーのお店には行かないようにしています
というのも現金を持ち歩いていない場合が多いので単純に支払い不可能になる可能性があるからです
ある程度ネットで把握できるお店の範囲もあるのですが個人商店などは厳しいです
そういう場合は直接お店に聞くしかないかなと思っています

そういった面で現金払いの唯一のメリットは「日本全国どのリアル店舗でも使える」というのはあると思います
現金さえ持っていればどこにでも旅ができる的な
ただこのご時世リアル店舗にいく機会も少なくなってきている気がします
生活用品や食品とかも Amazon パントリーとかで買えちゃいますからね、、

最後に

お得を求めるということはそれなりの代償があるということを学んだ
無理せず得ができる自分にちょうどいい支払いの方法を見つけることが大事だと思った
そしてこの記事を書いた数日後に JCB のクレカを紛失した、、、
その記事も後日戒めとしてまとめたいと思います

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