概要
専用のリポジトリを追加すればyumでインストールおよびパッケージ管理できるみたいなので試してみました 
過去に紹介した記事だとTomcat+warファイル方式でやっています 
yum でインストールすれば起動スクリプトも作ってくれるので便利です
環境
- CentOS 6.6 64bit
- Jenkins
- Java 1.8.0_31 (OpenJDK)
インストール
リポジトリ追加
wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo
rpm --import http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.keyで完了です 
/etc/yum.repos.dにJenkins専用のリポジトリファイルを作成して検証のために公開鍵をrpmにインポートしています 
インポートした鍵情報を確認した場合は
rpm -qa | grep gpg-pubkeyで表示される鍵情報のRPMに対して詳細情報を表示するオプションを付与して実行すればOKです
rpm -qli gpg-pubkey-xxxxxxxx-yyyyyyxxxxxxxx-yyyyyy はランダムな文字列が入っているはずです
yum インストール
yum -y install jenkinsでOKです 
2015/04/16 時点では1.609-1.1という最新版のJenkinsがインストールされました
インストールされたものを確認
- JENKINS_HOME 
 デフォルトでは- /var/lib/jenkinsになっていました
 起動オプションで指定するだけなので変更したい場合はJenkinsの起動スクリプトを変更すればOKだと思います
- warファイルの場所 
 - /usr/lib/jenkins/jenkins.war
- Jenkinsのログ 
 - /var/log/jenkins/jenkins.log
- その他一覧 
インストールされた全資材を確認したい場合は-qliオプションで確認できます
rpm -qli jenkins-1.609-1.1.noarch一応自分が確認した段階では以下の通りでした
/etc/init.d/jenkins
/etc/logrotate.d/jenkins
/etc/sysconfig/jenkins
/usr/lib/jenkins
/usr/lib/jenkins/jenkins.war
/usr/sbin/rcjenkins
/var/cache/jenkins
/var/lib/jenkins
/var/log/jenkins動作確認
- 起動と停止
service jenkins start
service jenkins stop起動すると8080でLISTENします 
既存のプロセス(Tomcatとか)が8080を使っている場合は停止してから実行してください 
親プロセス配下に50個ほど子プロセスができるようです
java,28629 -Dcom.sun.akuma.Daemon=daemonized -Djava.awt.headless=true -DJENKINS_HOME=/var/lib/jenkins -jar /usr/lib/jenkins/jenkins.war --logfile=/var/log/jenkins/jenkins.log --webroot=/var/cache/jenkins/war --daemon--httpPo
  {java},28632
  {java},28635
  {java},28638
  ・・・
  この配下に更に50個ほどの子プロセスがあった- UIにアクセス
http://hostname:8080/ 
でJenkinsのホームにアクセスできます 
デフォルトではID/PWは設定されていません
- 自動起動設定
chkconfig jenkins onservice起動できるのでもちろんchkconfig も使うことができます
最後に
アップデートの検証までは実施していないのですがおそらくyumでupdateできると思います 
できない場合はJenkinsの画面から実施する感じだと思います
 
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