2012年10月26日金曜日

【CentOS】Javaアプリケーションサーバ「GlassFish」をインストール

■環境
  • ゲストOS
  • CentOS release 5.8 (Final)
  • カーネル
  • Linux yoshi3 2.6.18-238.el5 #1 SMP Thu Jan 13 15:51:15 EST 2011 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
  • GlassFishバージョン
  • 3.1.2.2
■インストール手順
・コマンド
wget "http://download.java.net/glassfish/3.1.2.2/release/glassfish-3.1.2.2.zip"
mv glassfish3/ /usr/local/
基本的には展開してフォルダを移動して完了になります

■起動テスト
・glassfish起動
/usr/local/glassfish3/bin/asadmin start-domain
Waiting for domain1 to start .......
Successfully started the domain : domain1 domain Location: /usr/local/glassfish3/glassfish/domains/domain1
Log File: /usr/local/glassfish3/glassfish/domains/domain1/logs/server.log
Admin Port: 4848
Command start-domain executed successfully.
※tomcatのプロセスで8080などを使っている場合は起動に失敗するので事前に停止しておいきましょう

・adminユーザ登録、設定
/usr/local/glassfish3/bin/asadmin --host yoshi3 --port 4848
※ホストを指定してる場合は--hostを指定したほうがよいです。指定しないとlocalhostで解決しようとしてうまく動作しません
asadmin> change-admin-password
※ユーザ名はデフォルトのadminで問題ないです。デフォルトパスワードはおそらく設定されていないので、現在のパスワードは何も入力せずにEnterでいけると思います
asadmin> enable-secure-admin
※上記で設定したadminのパスワードを入力する必要があります
asadmin> stop-domain
asadmin> start-domain

・確認
http://localhost:8080/
にアクセスするとglassfishのサンプルページが表示されます
これで起動していることは確認できます
http://localhost4848/
にアクセスすると管理画面が表示されます
管理画面にログインするためには先ほど設定したadminのパスワードを入力します

・その他コマンド
/usr/local/glassfish3/bin/asadmin lists-domain
動作しているプロセスの確認
/usr/local/glassfish3/bin/asadmin stop-domain
プロセスを停止する
/usr/local/glassfish3/bin/asadmin
を実行するとasadminの対話モードになるので、そこでlist-commandsを実行するとasadminで実行できるコマンドの一覧が表示されます

とりあえず以上でインストールから基本的な設定は完了です
次回は実際にglassfish上でJavaコンテナを動作させてtomcatとの性能比較なんかできたらいいなーって考えています

GlassFish自体の機能はその他にも
  • ロギング設定
  • JVMのパラメータ設定
  • 各種監視設定
  • コンテキストルートの変更
  • DB情報の閲覧
  • プラグインのように機能をどんどん追加できる
などなどいろいろな機能がひとつに実装されているので、非常に便利です。
Tomcatと比べると高速ともよく言われるそうですが、自分的にはこのWebUIの使いやすさと機能の豊富さが非常に素晴らしいと感じています。

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