概要
RaspberryPi の OS の準備ができたので実際に起動まで行ってみました 
起動用の OS 準備編はこちら
環境
- 本体 : Raspberry Pi Type B Single Board Computer 512MB
- OS : Raspbian 7.8
- 電源 : Micro USB Multi-Head power supply for Raspberry Pi
- SDカード : Transcend microSDHCカード 32GB UHS-I対応 永久保証 TS32GUSDU1
- USBキーボード (日本語配列キーボード)
- HDMIケーブル
- HDMI I/F 対応モニタ (テレビでも可)
RaspberryPi の購入に関して
実は購入は2013年にしており最新版のRaspberryPiを使っているわけではありません 
また、購入自体は本家 RaspberryPi のサイトから購入しました 

配線
配線は基本4箇所でOK
- RaspberryPi <- SDカード 
 裏側にSDカードの挿入 I/F があります
- RaspberryPi <- キーボード 
 USBポートに接続します
- RaspberryPi <- HDMIケーブル -> モニタ 
 HDMIポートに接続します
- RaspberryPi <- 電源ケーブル -> コンセント 
 MicroUSBポートに接続します
 電源ケーブルは今回 RaspberryPi と同様に公式サイトで購入したものを使っています
RaspberryPi 的にはこんな感じで接続されていればOKです 

電源ON
RaspberryPi に特に電源スイッチはありません 
上記配線を完了した上でコンセントに電源プラグを接続してください 
電源が共有されると自動で RaspberryPi が起動します 
起動する PWR という LED が点灯します 
起動中は ACT という LED が点滅し起動処理を実施します
raspi-config
いわゆる BIOS の設定画面です 
ここではローケールの設定やタイムゾーン、キーボードのレイアウトなどを設定します 
自分は以下の部分だけ設定しました
- Expand Filesystem (1) 
 ストレージとして使用するSDカードの領域を拡張してくれます
 基本は実行したほうがいいと思います
 クリックするだけでOKです
- Internationlisation Options (4) - I1 Change Locale -> リスト表示 -> ja_JP.UTF-8 UTF-8 -> ja_JP.UTF-8
- I2 Change Timezone -> Asia -> Tokyo
- I3 Change Keyboard Layout -> リスト表示 -> Generic 105-key (Intl) PC -> Other -> Japanese -> Japanese (OADG 109A) -> The default for the keyboard layout -> No compose key -> Yes
 
- Advanced Options - A4 SSH -> Enable
 
あたりを設定しました 
Locale を ja_JP に設定すると日本語が化ける問題が発生するので日本語フォントをインストールする必要があります 
( 日本語表示が全部豆腐 (■) になってしまいます ) 
英語キーボードでかつ RaspberryPi で日本語表示されなくてもいい場合は、Internationlisation Options は Timezone だけ設定すればいいと思います
その他の項目の詳細は公式の raspi-config の説明を御覧ください 
日本語でも調べればいろいろでますが、Raspbian のバージョンによって設定項目が変わると思いますのでバージョンにご注意ください
ログイン
起動が完了するとログインプロンプトが表示されます
raspberrypi login :
raspi-config で特にユーザのパスワード等は設定していないのでデフォルトの ID/PW でログインできると思います
pi / raspberry
成功するとコマンドプロンプトの表示になりコマンドを入力することができるようになります
pi@raspberrypi ~$ ls
基本的な Linux のコマンド ( ls や cd ) は普通に使えます
最後に
とりあえず起動して OS へログインすることに成功しました 
RaspberryPi 自体 Linux みたいなものなので慣れている方はある程度簡単に使えると思います
RaspberryPi 自体は小さくていいのですが、とは言えやはり始めるにはいろいろと周辺機器が必要になってしまうのは仕方ないといったところでしょうか
いざやる気になって RaspberryPi を購入したものの、キーボードやらモニタやら各種ケーブルやらがない、、、という状況になってしまう人は多いのではと思いました
 
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