2015年10月13日火曜日

RaspberryPi 超入門 〜OS起動まで〜

概要

RaspberryPi の OS の準備ができたので実際に起動まで行ってみました
起動用の OS 準備編はこちら

環境

RaspberryPi の購入に関して

実は購入は2013年にしており最新版のRaspberryPiを使っているわけではありません
また、購入自体は本家 RaspberryPi のサイトから購入しました
raspberry_order.png

配線

配線は基本4箇所でOK

  • RaspberryPi <- SDカード
    裏側にSDカードの挿入 I/F があります

  • RaspberryPi <- キーボード
    USBポートに接続します

  • RaspberryPi <- HDMIケーブル -> モニタ
    HDMIポートに接続します

  • RaspberryPi <- 電源ケーブル -> コンセント
    MicroUSBポートに接続します
    電源ケーブルは今回 RaspberryPi と同様に公式サイトで購入したものを使っています

RaspberryPi 的にはこんな感じで接続されていればOKです
raspberry-pi.jpg

電源ON

RaspberryPi に特に電源スイッチはありません
上記配線を完了した上でコンセントに電源プラグを接続してください
電源が共有されると自動で RaspberryPi が起動します
起動する PWR という LED が点灯します
起動中は ACT という LED が点滅し起動処理を実施します

raspi-config

いわゆる BIOS の設定画面です
ここではローケールの設定やタイムゾーン、キーボードのレイアウトなどを設定します
自分は以下の部分だけ設定しました

  • Expand Filesystem (1)
    ストレージとして使用するSDカードの領域を拡張してくれます
    基本は実行したほうがいいと思います
    クリックするだけでOKです

  • Internationlisation Options (4)

    • I1 Change Locale -> リスト表示 -> ja_JP.UTF-8 UTF-8 -> ja_JP.UTF-8
    • I2 Change Timezone -> Asia -> Tokyo
    • I3 Change Keyboard Layout -> リスト表示 -> Generic 105-key (Intl) PC -> Other -> Japanese -> Japanese (OADG 109A) -> The default for the keyboard layout -> No compose key -> Yes
  • Advanced Options

    • A4 SSH -> Enable

あたりを設定しました
Locale を ja_JP に設定すると日本語が化ける問題が発生するので日本語フォントをインストールする必要があります
( 日本語表示が全部豆腐 (■) になってしまいます )
英語キーボードでかつ RaspberryPi で日本語表示されなくてもいい場合は、Internationlisation Options は Timezone だけ設定すればいいと思います

その他の項目の詳細は公式の raspi-config の説明を御覧ください
日本語でも調べればいろいろでますが、Raspbian のバージョンによって設定項目が変わると思いますのでバージョンにご注意ください

ログイン

起動が完了するとログインプロンプトが表示されます

raspberrypi login :

raspi-config で特にユーザのパスワード等は設定していないのでデフォルトの ID/PW でログインできると思います

pi / raspberry

成功するとコマンドプロンプトの表示になりコマンドを入力することができるようになります

pi@raspberrypi ~$ ls

基本的な Linux のコマンド ( ls や cd ) は普通に使えます

最後に

とりあえず起動して OS へログインすることに成功しました
RaspberryPi 自体 Linux みたいなものなので慣れている方はある程度簡単に使えると思います

RaspberryPi 自体は小さくていいのですが、とは言えやはり始めるにはいろいろと周辺機器が必要になってしまうのは仕方ないといったところでしょうか

いざやる気になって RaspberryPi を購入したものの、キーボードやらモニタやら各種ケーブルやらがない、、、という状況になってしまう人は多いのではと思いました

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