2013年5月16日木曜日

zapier使ってみた

■zapierとは
様々なAPIを連携してwork flow的なものを実行してくれるサービス
サポートしているサービスは200以上もある
当然これら200のサービスのAPIを裏側で実行しているのでAPIが実現されていないサービスはサポートされない

■zap
work flowの単位を表している
例えば今回サンプルで実行する
「Googleスプレッドシートに書き込みを実施」したら「Gmailでメールを送る」
という1つのwork flowを zap という単位で呼んでいる

■task
zap を1回実行すると1taskとなる
zap を実行した回数だと思ってもらえれば大丈夫だと思う

■課金タイプ
基本は無料で使える、有料のプランもある
有料にすると作成できるzapの数や実行できるtaskの数、あとでも紹介するがポーリングの時間が変わってくる
無料ユーザは10zapまで作成可能でtaskは100回まで実行可能
月額タイプの課金と年額タイプの課金がある
もちろん年額タイプの課金のほうがお得

■サンプルzap作成&実行


まずはログインします
サインアップはメールアドレスがあれば簡単に行えます



ログイン後はダッシュボードに遷移します
zapや現在実行したtaskの数はここで確認します
Create a New Zapからzapをクリックします



200以上のサービスからオリジナルのzapierを作ることもできますが
今回はテンプレートとして用意してあるものからzapを作成してみます
Go explore the Zap template gallery.をクリックします



テンプレートの一覧が表示されます
今回はGoogleスプレッドシートとGmailを連携したzapを作ってみたいと思います
動きとしては
Googleスプレッドシートに更新があった(何かセルに入力があった)らGmailでその内容を通知してくれる
といったzapを作ってみたいと思います



テンプレートを選択するとGoogleスプレッドシートとGmailの設定画面に遷移します
ここで認証も含めて全て設定します

迷うところは特にないと思いますが、Googleスプレッドシートはフィルタをかけられるので
あるシートのあるカラムの更新のみを監視するなどの設定が細かくできます
Gmailに関してはメールの宛先やタイトル、本文が必須のほか更新した値も変数として埋め込むことができます
今回は更新した値をメール本文に含めるため「{{{gsx$aaa}}}」という変数を使用します
aaaはカラム名になります
すべての設定が完了したら6でテストも実行できます
ここでテストを実行してもtaskの数は消費されませんでした
あとは最後にzap名を入力して完了となります



完了後はzapを共有するか聞かれます
今回はサンプルで作っただけですので、共有はしないためキャンセルします



ダッシュボードに戻りました
作成したzapがあることを確認できると思います
以上でサンプルのzap作成は完了となります

■仕様
zapierからGoogleスプレッドシートへ15分おきに更新状況をポーリングしに行っている模様
リアルタイムですぐに更新を確認したい場合にはダッシュボードから「run」を実行する
taskを消化するのはGoogleスプレッドシートに更新があったタイミングで1回消費されるので
更新がない場合の5分間の更新チェックだけではtaskは消費されない

■感想
すごい便利だと思いました
これまで自前で連携していたマッシュアップ的なサービスをすべてこれで巻き取れるんじゃないかと・・・
まだ詳しくは見れてませんが、テンプレートは2つのAPIを組み合わせたものでしたが、これが3, 4個と連携できるようになれば更に便利に使えるんじゃないかと思いました
あと自前でAPIサービスを持っている人がzapierにそれを組み込める機能とかサービスとかがあると、すごい嬉しいと個人的に思いました
エンタプライズ向けのテストソリューションとかになるんじゃないかなーとか考えた

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