概要
Jekyllをそのまま使っていてちょっとデザインが味気ない場合にBootstrapを適用することができるのでその方法をご紹介します
バージョンによって設定方法が変わる可能性がありますのでご了承ください
環境
- Ruby 1.9.3p286
- Jekyll 1.2.1
- Jekyll Bootstrap 0.3.0
各種設定
Jekyll Bootstrapの適用
既存の環境はこんな感じです
[root@localhost jekyll]# ls -ltr
合計 28
-rw-r--r-- 1 134 10月 15 16:56 2013 _config.yml
drwxr-xr-x 4 4096 11月 11 11:23 2013 assets
drwxr-xr-x 3 4096 11月 7 13:30 2014 _posts
drwxr-xr-x 2 4096 11月 11 15:25 2014 _layouts
-rw-r--r-- 1 500 11月 11 15:29 2014 index.md
drwxr-xr-x 74 4096 11月 11 15:29 2014 _site
- デフォルトからほぼ変更していない状態
- index.mdとassets配下にcssを若干置いたくらい
- _layouts配下も記事のテンプレートとなるHTMLと若干のcssがある
- _post配下には記事となるmdファイルがたくさんある
この状態から
git clone 'https://github.com/plusjade/jekyll-bootstrap.git'
cp -ipr _posts/* jekyll-bootstrap/_posts
cd jekyll-bootstrap/
jekyll build
jekyll server
とすればhttp://hostname:4000
でJekyll Bootstrapが適用されたUIが確認できると思います
基本的には_posts
配下の記事を移動するだけです
ビルドした際にエラーが出る場合は_postsディレクトリ配下に移動したmarkdownファイル内に使用できない文字が含まれていたりmarkdownファイルのフォーマットがおかしい可能性があるのでエラーの内容を確認してmarkdownファイルを修正してください
ここまでがJekyll Bootstrapの適応に必要な作業です
適用すること自体は非常に簡単でした
以下は必要に応じて作業してください
広告を外す
どうやらJekyll Bootstrapはコメント機能にDisqusを使っているようです
デフォルトだとDisqusの広告機能が有効になっておりアダルトやらbillの広告多数あります
外す方法はこちら参考にしてみてください
そのままでは移植できなかったフォーマット
_postsファイル配下にmarkdownファイルを移動した際にエラーとなったので対処しました
- `(backticks)が使えない
デフォルトだと使えません
以下の手順でredcarpet2
というJekyllPluginをインストールする必要があります
gem install albino redcarpet
cd jekyll-bootstrap
git clone https://github.com/nono/Jekyll-plugins.git
mv Jekyll-plugins/redcarpet2_markdown.rb _plugins/
rm -rf Jekyll-plugins/
そして_config.yml
に対して以下を追記します
markdown: redcarpet
redcarpet:
extensions: ["no_intra_emphasis", "fenced_code_blocks", "autolink", "tables", "with_toc_data"]
これでGithubFlavorのようにソースコードを表示するときのbacktickts3つが使えるようになります
その他設定箇所
- _config.yml
- title, authorを変更
- comments, analyticsをコメントアウト
- commentsの設定箇所をコメントアウトすれば
- BASE_PATHの設定
- /以外がindex.htmlにある場合に設定してください
- ビルドする際は
jekyll build --safe
オプションを指定してください(指定しないとBASE_PATHがうまく反映されませんでした) BASE_PATH: /blog
- トップ画面の不要部分を削除(index.md)
- titleの変更
- taglineのSupporting taglineを削除
- Read ~ Sample Postsまでを削除
- TODO部分の削除
- 不要ファイルの削除
- _posts/core-samples/2011-12-29-jekyll-introduction.mdの削除
- pages.html, categories.html の削除(ヘッダのナビゲーションバーもなくなります)
- 検索フォームの削除
- _includes/themes/bootstrap-3/default.html内でフォームを管理しているのでその部分を削除
- 検索機能がうまく動作しなかったので外しました
- _includes/themes/bootstrap-3/default.html内でフォームを管理しているのでその部分を削除
以上です
Jekyllは便利ですね
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