概要
Windows + Cygwin環境上でRabbitMQを動作させてみました
環境
- Windows7 64bit
- Cygwin 1.7.32-1
- apt-cyg 0.59
- erlang 17.3
- RabbitMQ
インストール
erlangのインストール
erlangのダウンロードサイトから最新のerlangのインストーラをダウンロードしてきます
ダウンロードが完了したらインストーラを起動してインストールします
2014/11/26のWindows7 64bitの最新版は「OTP 17.3 Windows 64-bit Binary File (91.0 MB) 」でした
インストールに関しては特に問題ないと思います
サイズがでかくダウンロードに時間がかかるのとローカルのストレージの残容量にご注意ください
ERLANG_HOMEの設定
デフォルトだと「C:\Program Files\erl6.2」にインストールされるようです
これをERLANG_HOMEとしてWindowsのシステム環境変数に追加します
コントロールパネル -> システムとセキュリティ -> システム -> システムの詳細設定 -> 環境変数
必ずシステムの環境変数に設定してください
これでerlangの設定はOKです
RabbitMQのインストール
https://www.rabbitmq.com/releases/rabbitmq-server/v3.4.1/rabbitmq-server-windows-3.4.1.zip
をダウンロードします
ダウンロードしてできたzipファイルを解凍します
あとは解凍したファイルを適当なパスに配置します
mkdir -p ~/Documents/work/rabbitmq/
cd ~/Downloads/
unzip rabbitmq-server-windows-3.4.1.zip
mv rabbitmq_server-3.4.1 ~/Documents/work/rabbitmq/
これでインストールは完了です
RabbbitMQの起動
では起動するか確認してみましょう
先ほどインストールしたディレクトリに移動してbatファイルを実行します
同じターミナルで作業している場合は一旦閉じるか別のターミナルで作業をしてください
ERLANG_HOMEをターミナルに反映させるためです
cd ~/Documents/work/rabbitmq/rabbitmq_server-3.4.1
cd sbin
./rabbitmq-server.bat
で以下のように起動すればOKです
username@localhost ~/Documents/work/rabbitmq/rabbitmq_server-3.4.1/sbin
$ ./rabbitmq-server.bat
RabbitMQ 3.4.1. Copyright (C) 2007-2014 GoPivotal, Inc.
## ## Licensed under the MPL. See http://www.rabbitmq.com/
## ##
########## Logs: C:/Users/username/AppData/Roaming/RabbitMQ/log/rabbit@localhost.log
###### ## C:/Users/username/AppData/Roaming/RabbitMQ/log/rabbit@localhost-sasl.log
##########
Starting broker... completed with 0 plugins.
停止する場合は
./rabbitmqctl.bat stop
で停止できます
管理UIを有効にする
一旦stopした後に
./rabbitmq-plugins.bat enable rabbitmq_management
でプラグインを有効化してから、起動してください
その後http://localhost:15672/
にアクセスして
guest/guest
でログインすることができます(デフォルトのユーザとPWです)
紹介は以上です
意外と簡単にできました
上記のコマンドや作業はすべてCygwin上で実行しています
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