概要
ニンテンドーDS Liteのラバーボタンを修理しました
昔書いていたブログ記事からの転載になります
一部文章の校正をしています
結構アクセスがあって需要がありそうだったのでこちらにも記載しておきます
環境
- DS Lite White
修理
用意するもの
- DSLite本体
- DSLボタンラバー
- Y字ドライバー
- 精密ドライバー(プラス、マイナス)
DSLiteの修理には上記がないとできません
特にドライバーはかなり特殊なドライバーになるので百貨店等で売ってないない場合はネットやアキハバラで購入してください
DS/DSi/DSlite対応ツール Y字ドライバー 分解・修理 モバイルカスタムファ クトリー |
そして本題のボタンラバーですが、今回アキハバラのとあるお店で購入しました
ネットでも売っているのでそれでもOKです
200円から300円くらいで購入できます
DSLite対 応パーツ DSLite ボタンラバー DSLite専用の交換用ラバーパッド モバイルカスタムファクトリー |
あと、写真にはありませんが、精密ドライバーも必要です
これは普通の百貨店にも売っていると思います
最近は100円ショップでも普通に買えると思います
アネック ス(ANEX) 精密ドライバーセット マイナス・プラス6本組 No.900 兼古製作所 |
道具の準備は以上です
では、早速分解していきます
本体を分解
事前に電源をOFFにしてカセットを抜いておいてください
また作業中は充電もしないでください
裏カバーを外す
いきなり全部のドライバを使用して裏面のネジをすべてはずします
はずす部分は全部で8箇所くらいあります
基本はすべて見えている部分のネジを外せばOKですが、バッテリーのウラに隠れているネジがあるので忘れずに外してください
Y字および精密ドライバーを駆使して適宜はずしていきます
ネジを外す際のポイントですが、各ネジがかなり細かいので上記の写真のようにどのネジがどこの場所のネジかを書いて管理するといいと思います
これはやっておいて損はないと思います
意外とめんどうですが、がんばってやってみてください
ネジを全部はずしたらカバーを外してください
裏と表カバーの間にマイナスドライバーを差し込みながら徐々に外していくと外しやすいです
そしてこれが、全部のネジを外して裏のカバーをはずした状態です
ここからは基盤を直接触って行くので、静電気などに気をつけて
本当に慎重に行いましょう!
パーツを外していく
裏カバーを外したら、まずはL, Rボタンをはずします
これも意外とやっかいで、しっかりハマっているのでケースを抑えながらピンセット等で外してください
これもはずした後は管理をしっかり行いましょう
ここまで外せばカバーと基盤部分をほぼ分離することができます
気をつけなければいけないのは基盤と画面側のカバーで必ず接続していなければいけないケーブルがあり、これは外せないので無理やり外さないでください
なので分離というよりかは基盤をひっくり返す感じです
基盤をひっくり返せば、遂にボタン部分に到着です
写真の左側がABXYボタンで右側が十字キーです
左下にある長方形の形をしたやつはスタートセレクトボンタです
ラバーボタンを交換する
まずは壊れた十字ラバーボタンを取りましょう
ただ本体カバーに乗っているだけなので簡単に取れます
これが全く効かなくなった下ボタンです
ボタンが効かなくなると写真のようにラバーが擦り切れてしまっている状態になっているようです
壊れたラバーボタンを外したら新しく買ったラバーボタンと取り替えましょう
特に向きはないのでおいてあったように置き直せばOKです
裏表の向きだけ気をつけてください
今回十字キーだけ交換予定でしたが、購入したラバーボタンセットにはABXYボタンとスタートセレクトボタンも入っていたので、それも交換しておきました
また、写真はないのですがラバーボタンとカバー側には意外と汚れが溜まっています
写真のボタンではわかりづらいのですが、このボタンとカバーもかなり汚れていました
なので、この時にボタンやカバー、LRキーをキレイにしてあげると良いかもしれません
ボタン交換の作業が完了したらあとは元通りに戻していくだけです
体感ですが、解体よりも元に戻すのほう数倍大変でした
順番はそのまま逆をたどればOKです
ボタン配置 -> 基盤戻す -> LRボタン配置 -> 裏カバーをかぶせる(ここが大変、カバーが咬み合わない) -> ネジを締める
動作を確認する
すべての裏カバーをはめてネジを締め直せば終了です
充電を開始して電源が入るか確認してみましょう
しっかりと復活することができました
効かなかったボタンも無事元通りにすることができました
バッテリーをはずすとDSLiteの登録情報が消去されるようなので、もう一度情報を登録しましょう。
これでDSLiteのラバーボタン修理は終了です
最後に
道具にピンセットがあると非常に便利です
終始細かい作業になり、指先だけの作業では難しい場面が多いのであると便利です
今回解体してわかったのですが予想以上にDS本体は見えない部分でダメージを追っています
汚れやキズなどもそうですが、中を開けるとよくわかりました
みなさんもDSを長持ちさせるために定期的にメンテナンスをするといいかもしれませんね
また、今回は自分での修理を行いましたが、もし心配な方は普通にニンテンドーさんがやっている修理サービス
に申し込むのがいいと思います
修理代は2000円くらいかかるようです
あと期間が2週間ほどかかります
自分でやれば380円と1時間ほどで済むのでリスクを問わない方は是非自分でやってみることをお勧めいたします
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