2016年1月13日水曜日

Mac で Arduino を使う環境を整えてみた

概要

Mac で Arduino を操作できる環境を整えてみました
簡単なコードの実行まで試してみます

環境

  • Mac OS X 10.10.5
  • Arduino UNO
  • Arduino IDE 1.6.7

Arduino IDE のインストール

まず Arduino のサイトに移動します
https://www.arduino.cc/

Download のリンクをクリックします
arduino_top.png

IDE は OS ごとにインストールするパッケージが異なるので Mac 用のパッケージを選択します
「Mac OS X 10.7 Lion or newer」をクリックします
arduino_for_mac.png

ダウンロードのリンクが表示されるので JUST DOWNLOAD をクリックして zip ファイルのダウンロードを開始します
arduino_download.png

arduino-1.6.7-macosx.zip というファイルがダウンロードできたら解凍します
すると Arduino.app というファイルが出てくるのでアプリケーションフォルダに移動します
移動したら Aruduino.app をクリックして開きます
初めはインターネットからダウンロードしたファイルを開くかどうかの警告が表示されるので「開く」を選択します

Arduino IDE が起動すれば OK です
start_arduino_ide.png

Mac と Arduino を接続する

USB ケーブルを使って接続すれば OK です
IDE を起動してからでも大丈夫です
connect_arduino_mac.jpg

接続できたら IDE に Arduino が接続しているポートを教えてあげます

ツール -> シリアルポート -> /dev/cu.usbmodem1421 (Arduino/Genuino UNO)

を選択します
最後のポートは環境によって異なる可能性があるので自信環境で Arduino を接続している USB ポートを選択してください

L チカ用の簡単な配線をする

とりあえず今回は HelloWorld として L チカをやってみます
カソード側を GND に接続し、アノード側を GPIO の 11 番に接続します
arduino_led_circuit.jpg

サンプルのコードの作成

IDE に以下のコードを貼り付けます

int led_pin = 11;

void setup() {
  pinMode(led_pin, OUTPUT);
}

void loop() {
  digitalWrite(led_pin, HIGH);
  delay(1000);
  digitalWrite(led_pin, LOW);
  delay(1000);
}

記載したら IDE の左上にある「検証」をクリックします
コンパイルが成功すると以下のように表示されます
arduino_verify.png

あとはこのコードを Arduino 側に書き込みます
書き込みは IDE の「マイコンボードに書き込む」を選択すれば OK です
書き込みに成功すると LED が点滅し始めると思います

最後に

Arduino を Mac で動作できるようにしてみました

Arduino は RaspberryPi とは違い OS がありません
その代わりに専用の IDE と Arduino 独自の言語を使って GPIO やペリフェラルを制御することができます
他にもいろいろと違い ( デフォルトでアナログ信号を受信できるとか ) がありますが、用途に合わせて使うボードを使い分けられると電子工作も捗ると思います

参考サイト

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