2014年2月17日月曜日

Jenkinsで下流プロジェクトにビルドパラメータを渡す方法

■環境
Jenkins 1.525

■設定方法
1. Parameterized Trigger Plugin のインストール
Jenkinsの管理 -> プラグインの管理からParameterized Trigger Pluginを選択しインストールします
インストール完了後Jenkinsを再起動してください

2. 上流ジョブの作成
まずはビルドのパラメータを設定します
ジョブの設定の上部で「ビルドのパラメータ化」のチェックボックスをONにします
名前(変数名)やデフォルト値、説明は適当に設定してください


次にポイントの「ビルド後の処理の追加」で「Trigger parameterized build on other projects」を選択します


ビルド後の処理を追加したら
「Projects to build」
に下流のジョブをを設定します、ここでは下流のジョブを batch______test2 としています
下流ジョブを設定すると上流ビルドの終了後に自動で実行されるようになります
「Add Parameters」
も設定します、上流ジョブで設定されたパラメータを下流に渡すための「Current build parameters」を選択します
これで上流ジョブで設定されたパラメータを下流のジョブに渡すことができます


設定する箇所は以上です
あとは適宜必要なジョブの設定を追加してください

3. 下流ジョブの作成
特に設定することはありません、上流のジョブで設定されたパラメータを使用するビルドを作成してください
下流ジョブが自動で実行されるための設定は下流ジョブ側で実施する必要はありません
パラメータを使う方法は今回の場合だとパラメータの名前をTEXTと設定しているので「${TEXT}」のように使用します
適当にechoとかして表示するとパラメータが引き継がれていることがわかると思います

設定は以上で完了です
あとはBuild PipeLine Pluginがインストールされている場合は上流ビルドの流れをパイプラインで表示すると上流 -> 下流の流れが自動で設定されていることがわかるかと思います

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